俳優北村匠海(27)が、26日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜午後10時)に出演。自身がボーカル、ギターを務めるロックバンド、DISH//にコンプレックスがあったことを明かした。

DISH//は所属事務所が結成した演劇ユニットを宣伝するために組まれたバンドで、集客のため路上ライブでチケットを手売りしていたという。

当時14歳で「最初は『DISH//ってダンスロックバンドだから』って言われて。『楽器持って歌って踊るんだよ』って言われて」と北村。「でも楽器弾いたことなかったので。だから僕らは、ダンスロック“エアー”バンドとして結構長い間活動することになるわけなんです」と振り返った。

やがて舞台のチケットを売るという名目はなくなり、グループとしての活動が本格化。15年に初めて日本武道館に立つことになったが「DISH//の波がいっぱいある中で、第1ブレークが、このスタイル(エアーバンド)の時に来ちゃったもんだから。僕らもダンスロックエアーバンドとして武道館に立つわけです」と回想。「涙を流すぐらい夢のステージで。『バンドの聖地だから武道館に立つんだ』って。でも僕らバンドじゃないんですよ」と当時の複雑な心境を語った。

楽器演奏については「練習は裏で一生懸命やってるんですけど、人前で演奏するなんてもってのほかぐらい、毎週毎週怒られていたぐらいの演奏のひどさ」。また「バンドじゃないコンプレックスがずっと自分たちにあって」と明かし、「バンドに憧れてるバンドだよねっていうのはあったんですけど。武道館を経験してから自我が芽生えてくる。僕らはちゃんとバンドになりたいんだ、曲も作るんだ、歌詞も書くんだ、楽器もやるんだ」と決意を新たにしたという。

21年にはあいみょんが楽曲提供した「猫」でNHK紅白歌合戦にも出場するなど人気バンドに成長し、「必死こいてやってます」と笑みを浮かべた。