松竹は18日、創業者のひとり大谷竹次郎の孫で名誉会長の大谷信義(おおたに・のぶよし)さんが10日午前10時24分、亡くなったと発表した。80歳だった。「病気療養中のところ、2025年12月10日10時24分永眠(享年80)いたしました。ここに生前のご厚誼に深く感謝いたしますとともに、謹んでご通知申し上げます」とした。通夜、葬儀告別式は既に近親者による密葬にて執り行った。後日お別れの会を執り行う予定。

大谷さんは、松竹社長だった大谷隆三さんの長男として1945年(昭20)6月18日に東京都に生まれた。68年3月に慶大法学部法律学科を卒業し、同年6月に松竹に入社。80年3月に映画営業本部長、同年5月に取締役、82年9月に常務取締役、84年5月に専務取締役を、それぞれ歴任し、98年に代表取締役社長に就任。04年には代表取締役副会長、07年には代表取締役会長を歴任し、19年5月に取締役会長に就任。23年5月に取締役名誉会長、25年5月に名誉会長に就任していた。

22年に藍綬褒章を受章し、中央区名誉区民として顕彰。20年には「映画の日」特別功労大章も受章している。