元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(56)が、5日放送のカンテレ制作のフジテレビ系情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」(月~金曜午後1時50分)に出演。米国のベネズエラ攻撃について、高市早苗首相が4日にX(旧ツイッター)で「ベネズエラの民主主義回復及び情勢安定化に向け外交努力をする」と投稿したが、攻撃の是非は触れなかったこと、さらに5日の会見でも論評を避けたことに言及した。

ベネズエラを攻撃してマドゥロ大統領を拘束したのは主権の侵害であり、国際法に違反しているなどと非難する声が中国や北朝鮮、メキシコなど各国で広がっているが、橋下氏は「国際法違反でしょう」と指摘し、「国際法違反という原理原則にたたないと、日本みたいな中小国は大国に好き放題やられる」とした。

一方で、米国に対しては「批判できないと思う。日本の国力がないから」と持論を述べ、「高市さんは日本の立場を正直に言うべき。国際法違反だけど、日本に力がないから、日本はアメリカに守ってもらっているから、アメリカに言えない国なんですと、弱い国なんですと」とした。

国際法違反の原則を踏まえないと「中国の台湾侵攻、ロシアのウクライナ侵攻を批判できなくなる」と指摘した。

高市氏のXでの「情勢の安定化」のコメントについて「中途半端ですよ。はっきりと言わない。国際法違反とも言わないし、アメリカにモノを申せない。立場も言わない。高市政権は日本の力を主張するところで支持されているところもある」と分析し、「日本はアメリカにはどれだけへこへこな国なんだということを認識しないと」と主張した。