元お笑い芸人で現在タレントのスマイリーキクチ(53)が8日、自身のX(旧ツイッター)を更新。SNS上で拡散されているトイレ内での「いじめ暴行」とみられる動画について、言及した。

SNS上では数日前から、トイレ内で複数の男子生徒らが笑いながら見る中、1人の生徒が、無抵抗の生徒に対し、顔面にパンチを入れたり、右ハイキックをしたりするなどの「いじめ暴行」とみられる動画が一部Xアカウントなどに投稿され、一気に拡散。怒りの声などが沸き起こる事態になっている。正確性は不明だが、栃木県内の高校名などを記した投稿もあり、そうした情報がさらに拡散している。

キクチは「今回の暴行動画問題で加害者は加害者として裁かれなければいけないのに、無関係者の私刑で加害者が被害者になる」と書き出した。

続けて「刑事や民事の裁判で加害者側が『私刑で社会的制裁を受けた』と弁明し減刑された事例もあるのに。リンチした群衆はその頃には別の標的を叩き知らんぷり。結局被害者はずっと苦しめられる」とつづった。

このポストに対し「この学生が受ける正当で減刑された罰より今受けてる罰の方が重そう」「正当な罰より、減刑された正当な罰と社会的制裁のセットの方が重い。世の中、単品よりセット価格の方がお得に出来てる」「そういう手合に限って、被害者を思っての行動だと正当化し、私刑を嗜めるものを加害者の味方だとまで決めつけて攻撃するから手に負えない」などと書き込まれていた。

この動画とみられる件では、栃木県警が5日、暴行容疑で捜査を始めたと明らかにしている。動画に映っていた同県内の高校に通う攻撃側の生徒から事情を聴くなどしているという。