ロックバンド、LUNA SEAが12日、東京・有明アリーナでライブを行った。ドラマー真矢さんが長い闘病の末、2月17日に56歳で亡くなってから初のステージ。昨年12月23日の振り替え公演だった。

会場が暗転したオープニング。真矢さんの華麗なスティックさばきの映像と、いつも言っていた「LUNA SEAは決して止まらない」との“定番”のシャウトが流れると、会場中から「いやー」「やめてー」の悲鳴が響き渡った。ファンの前に最後に立った25年2月23日の東京ドーム公演の様子も流れ、「しんやー」のかけ声が響き渡る中、本編が「UP TO YOU」の歌唱でスタートした。

最初のあいさつで、ボーカルRYUICHI(55)は「みんなもいろいろな気持ちを抱えて来てくれたと思う。俺たちも考えた。でも、一番大切な真ちゃんとの約束があったからライブをやります」と力強く宣言。ギターSUGIZO(56)も「本当は今日は復活ののろしになるはずだったけど、でも真矢はここにいる。にぎやかなことが好きだからど派手に行きましょう」。それにRYUICHIが「そうと決めたら思い切り盛り上がっていきましょうか」と続いた。

ドラムは真矢さんの一番弟子、SIAM SHADEの淳士(52)がサポートに入り、その横には真矢さんのドラムが置かれた。

この日はライブだけでなく、ファンが真矢を悼むことのできる配慮もした。場内に「メモリアルコーナー」を設置し、在りし日の写真や衣装など思い出の品を飾った。プレゼントボックスには多くのファンがメッセージや手紙を入れた。

真矢さんの死去を受け、今月8日に横浜・ぴあアリーナMMで行われた献花式には約3万人のファンが参列。この日もチケットが完売だったため、会場に入れないファンのために急きょ世界生配信を行った。

ライブの最後には5月29日から全国ツアーをすることを発表した。ステージには真矢さんの姿はないがその魂と笑顔は常にメンバーやファンと共にある。

メンバー4人が真矢さんに最後の言葉「これからも一緒だよ」

真矢さん死去後初ステージ UP TO YOUから始まり全17曲/セトリ

5月29日から全国ツアー発表 全日程