人間国宝の歌舞伎俳優片岡仁左衛門(82)が29日、大阪松竹座で「大阪松竹座さよなら公演 御名残四月大歌舞伎」(4月3~26日、同所)のお練り、式典に出席した。

5月の公演をもって100年の歴史に幕を閉じる大阪松竹座のさよなら公演。仁左衛門を先頭に16台の人力車に乗った歌舞伎俳優が大阪・ミナミの堺筋から大阪松竹座前まで、お練りを行い、行き交う人々から歓声を浴びた。

大阪松竹座前に到着し、式典に参加した仁左衛門は「歌舞伎がなくて閉めるんじゃない。いったん閉めます。『御名残公演』じゃなくて『お休み公演』。必ず道頓堀に小屋が建つと思います。皆さまのご声援をよろしくお願いします」とあいさつ。「まず第一に世界平和、皆さまのご多幸、そして、道頓堀にまた劇場が建つことを祈念して、皆さまと共に手を締めたいと思います」と代表で手締めの発声を行い、公演の成功と熱演を誓った。