歌手仁支川(旧芸名西川)峰子(52)が甲状腺の乳頭がんのため手術を受けていたことが24日、分かった。仁支川は5月14日に入院し、17日に摘出手術を受け、24日に退院した。

 1月に福岡・博多座公演中にのどに腫れものが出来たことに気付いたが、公演後も仕事が続き、4月に大学病院で精密検査を受けたところ、甲状腺の乳頭がんと診断されたという。医師はすぐの手術を勧めたが、4月から5月にかけて劇団若獅子公演の出演予定があったため、公演終了を待って入院した。仁支川は「進行が遅いがんだった」といい、17日の摘出手術は4時間で終わったという。しかし、その後も出血が止まらず、再び2時間の手術を受けた。仁支川は「息が苦しく、このまま死ぬのではと何度も思いました」。6月1日に行われる映画試写会のゲスト出演が仕事復帰の予定。

 [2010年5月25日10時51分]ソーシャルブックマーク