タレント上原さくら(34)と今年結婚した、建築用資材会社「KRH」(岐阜県)の青山光司社長(39)が、3年間で約1億7000万円の所得隠しを、名古屋国税局から指摘されていたことが19日、分かった。

 追徴税額は重加算税を含め約3000万円。同社は既に修正申告している。

 同社のホームページ(HP)などによると、青山光司社長(39)は高級車を所有する“セレブ”としてテレビ番組や車の情報誌で取り上げられたりしていた。

 関係者によると、同社は青山社長が個人で使用する高級車数台を会社の経費で購入、売却時との差額を損失として計上しており、名古屋国税局は所得隠しに当たると判断したとみられる。

 KRH社長室は「税務調査で見解の相違があり、修正申告したことは間違いないが、詳細についてはコメントを差し控える」としている。