俳優田島優成(25)が23日、主演舞台「効率学のススメ」(~28日)の劇場に姿を見せず、21日の公演中止を余儀なくしたことについて、東京・新国立劇場で会見を開いた。
以下は会見の一問一答。
田島
自分のような無名の俳優のために、このような会見を作っていただきありがとうございます。4月21日午後1時開演の公演中止について、おわび申し上げます。今回の件に関しまして、全て私の不注意が原因です。かかわっている全ての方に、本当に取り返しのつかないことをしてしまいました。本当に申し訳ございませんでした。
-遅刻した原因は
田島
単純な不注意で、公演の時間を午後7時と勘違いしていました。朝方、目を覚ましたが、安心して寝てしまいました。
-起きた時間は
田島
午後2時前です。携帯を見ると電源が切れていて、電源を付けるとスタッフや事務所の方から電話が入っており、その時点でとんでもないことをしてしまったと気づきました。
-勘違いと気づいたときの心境は
田島
本当なのか。消えたい思いというか、うそ、夢であってくれという思いでした。
-前日に確認はしなかったのか。時間勘違いは前代未聞だが。
田島
普段は確認をしているが、たまたま油断してしまいました。自分自身、毎日幸せな公演生活をやってきたので、何で勘違いしたのか分からないが、どこかで気の緩みがあったと思います。
-これまでに遅刻は
田島
今回が初めて。今まではなかったです。
-会場に到着したのは
田島
午後2時30~40分ころです。
-スタッフや出演者には何と言葉をかけたか
田島
申し訳ないという気持ちよりも、中止にしてしまったという重さで真っ白になってしまった。とにかく頭を下げました。
-スタッフからの言葉は
田島
「自分が一番分かっていることだから、後6回公演を頑張ろう」と言われました。
-厳しい言葉は
田島
厳しいことより励ましの言葉ばかりでした。
-22日は休演日だったが、どんな気持ちだったか
田島
たくさんの家族や関係者からメールが来て、夢じゃなかった、あらためて事の重さを感じました。
-製作の方が自宅に駆けつけたが
田島
気づかなかったです。
-それだけ熟睡していたが、前日は酒を飲んだか
田島
飲んでいません。いつもより少し寝られるという気持ちが気の緩みにつながってしまいました。
-体調は悪かったのか
田島
何で起きられなかったんだと考えたが、思い当たることがなくて、いつもと変わりはなかったです。
-何時に就寝したか
田島
午前12時を回らないぐらいに寝ました。
-演技には影響は
田島
芝居は違う人物なので、個人的な感情で役を変えてしまっては一番行いけないことなので、今まで通りやることを心がけていきたいです。