ミス・ユニバース日本代表に選ばれたモデル松尾幸実(25)が12日、都内のホテルで行われた世界大会(11月9日、ロシア)の壮行会に出席し、大会で各国代表がまとうナショナル・コスチュームを披露した。

 肩の部分にツルの絵をあしらった着物に、桜をモチーフにしたテールを加えるなど、「和」を前面に押し出した。さらに、背中には大きな扇が付いており、インパクトは十分。「90カ国以上のファイナリストと並んでも負けない華やかさがあると自負しています」と、胸を張った。

 シェイプアップには余念がない。「ただ細い体では、世界では勝てない」と奮起し、2日に1度はジムに通っている。あえて脂肪と筋肉を付けてから、1週間、糖質ゼロのダイエットをして美しい体のラインをつくった。

 モデルをやりながら、漫画家というもう1つの顔を持つ。今年7月までイタリア・ミラノで行われた「ミラノ・マンガフェスティバル」では、キャラクターデザインを担当した。

 「国内だけでなく、世界を視野に入れて日本と世界の漫画をつなげる仕事をしたい」。ミス・ユニバースを世界進出への出発点にする。