俳優竹野内豊(42)が19日、都内で行われたテレビ朝日系スペシャルドラマ「オリンピックの身代金」(30日、12月1日いずれも午後9時放送)の試写会イベントに出席した。

 直木賞作家奥田英朗氏の同名人気小説の初ドラマ化。1964年(昭39)東京五輪を成功に導こうとした刑事たちの活躍を描く。竹野内は難事件に挑む刑事役を演じる。

 当時を再現するため、収録は国内数十カ所のほか、韓国でも行われた。開会式のシーンは国立競技場で撮影が行われた。「聖火台は普段行けないので、あまりにも感動しちゃって記念撮影しちゃいました」。

 試写会にはソウル五輪のシンクロナイズドスイミング銅メダリスト小谷実可子さんと、バルセロナ五輪競泳女子200メートル平泳ぎの金メダリスト岩崎恭子さんも出席。竹野内が、五輪カラーの花束をサプライズでプレゼントすると2人は大喜びで、小谷は「五輪に出られて良かった」。岩崎も「あ~うれしい!」。

 20年東京五輪での注目を聞かれると竹野内は「今17歳の(陸上)桐生(祥秀)君。金メダルを狙って欲しい」と期待した。また「開会式を実際に見たら迫力がすごいと思う。生で見てみたい」と話した。