コナミデジタルエンタテインメントは30日、戦闘をできるだけ避けながら主人公を敵地に潜入させる人気ゲームソフト「メタルギア

 ソリッド」が、米ハリウッドで実写映画化されると発表した。メタルギアシリーズの映画化は初。

 制作は、映画「スパイダーマン」シリーズなどに携わったアヴィ・アラッド氏が率いる制作会社と米コロンビア映画が手掛ける。配給は米ソニー・ピクチャーズエンタテインメントで、監督や配役、公開日などは未定。

 都内で30日に開いたメタルギアシリーズの誕生25周年記念行事で、アラッド氏は「メタルギアの精神と素晴らしい物語を忠実に反映した映画にしたい」と意気込んだ。シリーズの生みの親であるコナミデジタルの小島秀夫執行役員は「アラッド氏はものづくりの精神や、メタルギアの意義をよく理解してくれている」と語った。

 同シリーズのゲームソフトは、6月末時点で累計販売本数が3240万本を超えている。