俳優阿部寛(48)が23日、東京・シネマート新宿で行われたフランス映画「メモリーズ・コーナー」(オドレィ・フーシェ監督)の初日舞台あいさつで、フランス人に“変身”した。

 劇中では阿部が英語、西島秀俊(41)がフランス語を話す役どころだが、阿部は「僕の、がなるような声がフランス語に似合う。フランス語をしゃべりたかった」と言いながら、フランス語の口まねをして見せた。これにはフランス人のフーシェ監督も西島も大爆笑だった。

 「テルマエ・ロマエ」で古代ローマ人を演じ、この日は即興でフランス人にもなって見せた阿部だが、「メモリーズ・コーナー」では幽霊を演じた。「存在感の薄い人間になろうとしました」と振り返った。

 [2013年2月23日18時32分]日刊スポーツのオススメ