女優宮沢りえ(41)が2日、東京・新宿ピカデリーで行われた主演映画「紙の月」(吉田大八監督、15日公開)プレミア試写会に参加した。

 試写会に先立って行われたレッドカーペットイベントでは宮沢、池松壮亮(24)大島優子(26)田辺誠一(45)近藤芳正(53)小林聡美(49)の頭上から、500枚のお札が降り注ぐサプライズがあった。

 お札は、作品に引っかけて作られた特製のもので、宮沢の顔写真と「A

 FILM

 BY

 DAIHACHI

 YOSHIDA」と書かれていた。さらに「WAKABA

 BANK

 1

 million」とも書かれており、1枚100万円のようだ。

 10月31日に閉幕した第27回東京国際映画祭では、宮沢が最優秀女優賞、作品が観客賞を受賞した。宮沢は受賞について「本当に、とてもとても難しい役を演じるところを引き出してくれたのは、監督。このトロフィーを半分にちょん切って、あげたいくらい感謝してます」と吉田監督に感謝した。

 試写会には、石橋蓮司(73)も駆けつけた。そして、イタリアで開催される第32回トリノ国際映画祭に出品されることも発表された。