フジテレビ系人気バラエティー「はねるのトびら」(水曜午後7時57分)の収録中、お笑いコンビ、ドランクドラゴンの塚地武雅(37)が全治2~3カ月の重傷を負っていたことが8日、明らかになった。左足脛骨(けいこつ)骨折で、9日に手術する。

 事故が起きたのは今月5日、同局湾岸スタジオで行われた、同番組の人気コーナー「スターだらけの大運動会」の収録。坂道の上から転がる物体を追いかけ、それを拾い上げることができないと、坂道下のプールに落ちるゲームだった。塚地は、傾斜スロープを踏み切り、プールに左足だけで着地。その際、左足に全体重がかかり、痛みがあることから番組終了後に精密検査を受けて、全治2~3カ月と診断された。

 塚地は来年1月スタートの日本テレビ系連続ドラマ「キイナ~不可能犯罪捜査官~」(水曜午後10時)で、主演菅野美穂の元恋人で同僚の科学捜査研究所の技官を演じる予定だ。所属するプロダクション人力舎は「手術の結果次第だが、足の骨折以外は元気なので、なるべく仕事を頑張っていこうと思っている」と説明。塚地も「足はめっちゃ痛いですけど、体はいたって元気です。ファンの皆様をはじめ、関係者各位にはご心配おかけしますが、退院後はよりいっそう頑張っていくので、よろしくお願いします」とコメントした。

 フジテレビは「収録に当たっては安全管理と事前のシミュレーションの徹底を行い、塚地さんもリハーサルに立ち会った上で臨んだが、結果として大けがをされてしまって残念に思っております。なにより、塚地さんのファンに申し訳ない。当該ゲームについて、より徹底した管理に努めます」。放送は未定。