「元祖チャイドル」が結婚していた。女優の吉野紗香(29)が10年9月に、現在30歳の米国人男性と婚姻届を提出していたことが1日、分かった。関係者によると相手男性は芸能関係者ではなく一般人。2人はすでに同居して結婚生活を送っている。挙式と披露宴を昨年行う予定だったが、東日本大震災の発生を受け、見送ったままだという。

 関係者によると、2人が知り合ったのは、約10年前の夏ごろだという。知人の紹介で出会った。互いに一目ぼれだったという。男性は当時、友人らとバンド活動を行っていた。吉野はライブ会場に何度も足を運んで、この男性に声援を送っていたという。出会って間もなく交際に発展した2人は、順調な交際を続けた。自然な流れで結婚を意識するようになり、出会いから8年が過ぎた10年9月にゴールインした。

 日刊スポーツの取材に対して吉野の所属事務所は「相手の男性は一般の方と聞いております。2人を温かく見守っていただきますようお願いいたします」とコメントした。吉野は妊娠はしておらず、今後も女優活動を続けていくという。

 相手の男性は、結婚直前まで日本の大学に通っていたという。卒業のタイミングを待って、結婚したとみられる。2人は挙式や披露宴を昨年のうちに行うことを決め、準備を進めていたが、昨年3月に東日本大震災が発生。話し合った末、いったん見送る形にした。結婚の公表は、挙式や披露宴のタイミングでするつもりだった。

 吉野は95年映画「幻の光」で、江角マキコが演じた主役の少女時代を演じて一躍注目された。少女向け雑誌でモデルを務め、同世代ファンの心をつかみ、「チャイドルブーム」の先駆者となった。以後も女優として活躍。バラエティー番組では奔放な発言などで話題を集めた時期もあった。