韓国音楽界を席巻中のグループが日本に上陸する。東方神起、SUPER
JUNIORらと同じSMエンターテインメントに所属する12人組男性グループ「EXO(エクソ)」が4月12、13日にさいたまスーパーアリーナで初の単独公演を開催することが2日、分かった。「EXO
Greeting
Party
in
Japan“Hello!”」で昼夜4公演で7万人を動員。韓国でも単独公演の経験はなく、注目のステージとなりそうだ。
韓国人8人、中国人4人の12人組。6人ずつがEXO-K(Korea=韓国)とEXO-M(Mandarin=中国)に分かれ両国で活動中。グループ名は太陽系外惑星を表す英語「exoplanet」に由来しており「未知の世界から来た新たなスター」という意味が込められている。
クールな楽曲と安定した歌唱力、完成度の高いパフォーマンスが魅力。12年4月に正式デビューすると、瞬く間に人気が爆発。昨年6月発売の初アルバム「XOXO(KISS&HUG)」は韓国音楽業界で12年ぶりに売上枚数が100万枚を突破。今年1月に日本のレコード大賞にあたる「ゴールデンディスクアワード」で大賞を獲得。前年の新人賞受賞からわずか2年でトップの座に立った。「ソウル歌謡大賞」でも大賞など3冠を獲得。米ビルボード誌は「14年に注目するアーティスト14」にアジアのアーティストとして唯一選出した。
日本でも人気が高まっている。昨年10月に東京ドームで開かれた所属事務所のイベント「SMTOWN
LIVE」で大歓声を浴び存在感を示した。日本デビューは未定ながら、7万枚のチケットをめぐる激しい争奪戦が展開しそうだ。