覚せい剤取締法違反(所持と使用)で起訴され3日に保釈されたASKA(本名・宮崎重明)被告(56)が、一緒に逮捕され起訴された栩内(とちない)香澄美被告(37)の公判に証人として出廷する可能性があると専門家は指摘する。栩内被告は今も罪状を否認している。東京地検特捜部元副部長の若狭勝弁護士は「初公判でも否認を続けているという条件で、ASKA被告が検察側の証人として、その後の公判に出廷する可能性はあると思います」と話した。ASKA被告は栩内被告の自宅で覚せい剤を使ったことを認めている。若狭氏は「栩内被告も一緒に使った可能性という観点でASKA被告を尋問することになるだろう」。栩内被告は今月22日、ASKA被告は8月28日に初公判を控えている。