<1>リアンクール(阪神11R天保山S・15時35分発走)

岩田望来騎手(2022年撮影)
岩田望来騎手(2022年撮影)

今年行われた阪神ダート1400メートルの騎手成績では、岩田望騎手が【4・3・4・16】でトップタイの4勝をマーク。連対率25・9%、複勝率40・7%と安定感も十分だ。

また、ヘニーヒューズ産駒もこの舞台が得意でダントツの7勝。2位ドレフォン産駒に3勝差だ。

岩田望騎手が乗るヘニーヒューズ産駒のリアンクールは初の1400メートルに挑む。同騎手と安田隆厩舎のタッグは、昨年以降のダートで【3・1・2・7】の好成績。勝率23・1%、連対率30・8%、複勝率46・2%とアベレージも高く、勝利に期待したい。


<2>ロードアクア(東京8R東京JS・14時00分発走)

3月11日阪神スプリングJで2着のロードアクア
3月11日阪神スプリングJで2着のロードアクア

障害入り後、5戦して3勝、2、3着が各1回と底を見せていない。東京障害戦は初めてになるが、中京で1着、新潟でも3着と左回りもこなせており心配無用だ。

鞍上の難波騎手は昨年以降、左回り(東京、中京、新潟)の障害戦で【3・2・3・15】、勝率13%、連対率21・7%、複勝率34・8%と上々の成績。さらに、東京に限れば【1・1・1・2】で連対率40%、複勝率60%と安定感が増す。

馬はこの中間、栗東坂路でラスト1ハロン11秒台を連発と仕上がりが良さそう。強敵はいるが、マイペースに持ち込み重賞制覇だ。


<3>ルージュスエルテ(東京5R新馬戦・12時25分発走)

ルージュスエルテ(2023年6月21日撮影)
ルージュスエルテ(2023年6月21日撮影)

今開催の東京で行われた芝の2歳新馬戦は計7鞍。生産者成績では、ノーザンファームが【6・2・3・4】の勝率40%と、驚異的な成績を残している。このレースでは4頭出走する同ファーム生産馬の中から、ルージュスエルテを推す。

母の父ストームキャットは舞台となる東京芝1800メートルと相性が良く、21年以降では【4・1・1・15】の好成績。その勝率19%は出走15頭以上の母父馬でトップだ。

1週前には美浦ウッドでしまい10秒7と出色の時計を出しており、目が離せない初陣となる。


【先週土曜の結果】

<1>アドマイヤハイジ

函館10R奥尻特別 6着(8番人気)

<2>グレイイングリーン

阪神11R米子S 3着(6番人気)

<3>ディクテオン

東京11RスレイプニルS 11着(3番人気)

◆DB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。