<1>20年・馬単6万9290円=優勝馬リンゴアメ

15頭立て10番人気のリンゴアメがデビュー2連勝で重賞Vを果たした。4番手から直線で抜け出すと、ラストは接戦となったが、首差で押し切った。丹内騎手は4年ぶりのJRA重賞制覇となった。単勝は4730円。

2着に4番人気のルーチェドーロ、3着に3番人気のラヴケリーが入り、枠連2万340円、馬連2万1980円、馬単6万9290円、3連単57万7430円の高配当となった。枠連、馬単、3連単は函館2歳Sの式別最高払戻金額。

2020年7月18日、函館2歳Sを制したリンゴアメ(中央)
2020年7月18日、函館2歳Sを制したリンゴアメ(中央)

<2>06年・3連複5万9670円=優勝馬ニシノチャーミー

四位騎手が乗った7番人気のニシノチャーミーが勝利した。中団を追走し、3角過ぎから勢いに乗って好位まで進出。ラストはメンバー最速の上がりを繰り出す強い勝ちっぷりだった。

1馬身4分の1差の2着は、のちのスプリントG1・2勝馬ローレルゲレイロ。当時は5番人気だった。3着は8番人気のシャルトリューズ。3連複5万9670円は函館2歳Sの式別最高払戻金額。3連単は39万8030円。

2006年8月6日、函館2歳Sを制したニシノチャーミー
2006年8月6日、函館2歳Sを制したニシノチャーミー

<3>07年・馬連2万5720円=優勝馬ハートオブクィーン

ホッカイドウ競馬所属のハートオブクィーンが圧勝した。重馬場の中、武幸四郎騎手を背に2番手を追走。直線で力強く抜け出すと、後続を4馬身突き放した。初芝だった前走のラベンダー賞は12頭立ての最低12番人気で勝利。それでも重賞では6番人気の評価にとどまったが、あっさり連勝した。

2着は11番人気のジョイフルスマイル、3着は2番人気のイイデケンシン。馬連2万5720円は函館2歳Sの式別最高払戻金額。馬単は4万7280円、3連単は42万9830円だった。

2007年8月5日、函館2歳Sを制したハートオブクィーン
2007年8月5日、函館2歳Sを制したハートオブクィーン