フェブラリーSを終えて次走を模索していたミューチャリーの矢野師。最終的にダイオライト記念に落ち着いたが、当初は「船橋2400メートルでいいイメージがないから」とマーチSとの両にらみ。その時点で今年は前半の目標を帝王賞、後半の目標をチャンピオンズCに定めたと話していた。帝王賞に向かうステップは当初の予定通り大井記念。昨年はかしわ記念6着から中1週の強行策で圧勝したが、今年はダイオライト記念3着からの2カ月ぶりがどう出るかだろう。1週前追い切りを終えた段階では師のトーンは上がっていないが、最近はもっぱらこのパターン。最終追い切り後の様子を担当の森久保補佐に聞いても「(重いということは)なさそうです」というから、どうやらきっちり合わせてきたようだ。

◆大井11R大井記念 この舞台ではミューチャリーに◎だ。だが今回は迷った。1週前追い切りで○セイカメテオポリスがすごい動きをしたという。舞台適性を考えてダイオライト記念では後者を狙い5着だった。2頭の差は0秒1。ここで逆転か。まだ早いか。馬券は馬単(15)=(13)と、3連単(15)=(13)→(8)(4)(3)(6)(11)を厚めに買ってみたい。【牛山基康】