阪神鳥谷敬内野手(33)が史上3人目となる1500試合連続出場を達成した。大敗で最下位転落と歯がゆさが残る一戦にもフル出場した。

 初回1死二塁、先制のチャンスで遊ゴロ。5回に左翼へ鋭い当たりを放ったが、ロサリオに好捕された。4打数無安打で打率は2割3分5厘まで落ち込んだ。「アウトになったら一緒なんでね」。百戦錬磨の男も悔しさをにじませた。

 それでも積み重ねた数字は色あせない。04年9月9日ヤクルト戦(甲子園)から歩みを止めることなく、試合に出続けてきた。動きの激しい遊撃で、中軸や1番打者を務める。右肋骨(ろっこつ)骨折に腰骨折、右手人さし指負傷。何度も苦難を乗り越えている。

 「1試合でも多く続けられるように頑張ります」。次に目指すは歴代2位。ずっと背中を見続けてきたチームの先輩、金本知憲の1766試合だ。

 ▼1500試合連続出場=鳥谷(阪神) 9日の広島6回戦(甲子園)に3番遊撃で先発出場し、04年9月9日ヤクルト23回戦(甲子園)からの連続試合出場が1500試合に到達。70~87年衣笠(広島)の2215試合、98~11年金本(阪神)の1766試合に次いでプロ野球3人目。

 ▼阪神鳥谷が今後も全試合に出場し、現行の年間143試合が続くとすると、17年の開幕14試合目に史上2位の金本1766試合に並ぶ。また、鳥谷は過去10シーズンで全試合に出場。今季も継続して11シーズンに伸ばせば、王貞治(巨人)と並びプロ野球史上3位となる。