期待のルーキー左腕はファンサービスにも磨きをかける。日本ハムのドラフト1位、明大・上原健太投手(21)が2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で奮闘するDJチャス。に弟子入りする。昨年11月の新入団選手発表会見で生歌を披露するなど、実力とともにエンターテイナーぶりも潜在能力は十分。明大野球部OBでもある生身の“ゆるキャラ”から、愛されるパフォーマンスの極意を学ぶ。

 物おじしない大型ルーキーに、強力なセコンドが付く。上原の“教育係”に名乗りを上げたDJチャス。は、球団職員ながら体を張って鎌ケ谷を盛り上げ、一部でコアな人気を集めている。上原は昨年12月に関係者を通じて極秘対面。「いろいろ教えて下さい」と、プロの世界で生き抜く術の教えを請うたという。

 後輩の弟子入り志願に、大先輩は即決で快諾した。「プロ野球選手はプレーでファンを魅了するのが第一だが、喜んでいただけるパフォーマンスもできれば最高。上原よ、オレに付いてこい」。他球団と一線を画す大胆不敵な活動でファン層拡大に努めてきたノウハウを伝授するつもりだ。

 上原は、昨年11月のファンフェスティバルでも生歌を披露。新庄、ダルビッシュら歴代のスター選手を広報として見守ってきたDJチャス。は「並みの選手じゃ、あそこまで出来ない。度胸も十分。野球だけでなくパフォーマンス面でも磨けば光る素材」と太鼓判を押す。

 「1つ1つゆっくりやっていきたい」と話す上原が、大先輩の力を借りて魅力あふれるプロ野球選手へ変貌する。【木下大輔】