オリックスK-鈴木投手(25)が5日、大阪・舞洲の球団施設で契約交渉に臨み、1300万円増の年俸2200万円でサインした。

プロ2年目の今季は先発陣に定着し、19試合登板で4勝6敗の防御率4・31だった。102回1/3の投球回数はチーム内では山岡、山本に次いで3番目の多さだった。それでも「今年は本当に波のある試合が多かった。自分のなかでは『投げさせてもらった』思いの方が強い。『投げた』ではなくて『投げさせてもらった』の方が強くて。本当にふがいない1年。悔しい1年」と満足感はない。シーズン中盤には2カ月以上、白星と無縁の苦しい時期もあった。オフのトレーニングは初動負荷理論も採り入れるという。先発の一角として、来季に思いをはせた。(金額は推定)