ドラフト会議が10月11日に行われる。12球団の補強のポイントはどこなのか。各球団担当記者がポジションと年齢で見たチーム編成分布図とともに解説する。

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ソフトバンクは1位指名についてはかねて「その年の一番いい選手に行く」という方針を掲げており、今年は西日本工大・隅田や高知・森木、市和歌山・小園らを中心に検討中。直前までスカウト会議を重ね、絞り込んでいく。チームとしてはここ数年、野手の世代交代が大きな課題で、4年連続で1回目の1位入札は野手となっている。今年は外れ1位を含め、上位で即戦力野手の指名もありそうだ。

現時点では支配下枠がいっぱいの70人になっており、退団や戦力外を考慮しても支配下ドラフトでの指名は多くて5人前後になるとみられる。また、3軍拡大構想があり、育成ドラフトでの指名選手は10人前後まで増える可能性がある。これまでにも育成ドラフトから1軍戦力に成長した選手を何人も輩出しており、一芸に秀でた選手など、好素材の育成指名選手にも注目だ。【ソフトバンク担当=山本大地】

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