西武は25日、伊藤翔投手(22)、吉川光夫投手(33)、中塚駿太投手(26)、斉藤大将投手(26)、粟津凱士投手(24)、駒月仁人捕手(28)、綱島龍生内野手(21)、中熊大智捕手(25)の8選手に来季の契約を結ばないことを通告したと発表した。伊藤、粟津、斉藤、中熊は育成選手として再契約となる見込みで、綱島は引退して野球から離れる。駒月はスタッフとして球団に残る見込み。

▼中塚駿太投手 僕は5年間、ほとんどが2軍暮らしでした。自分で言うのもなんですが、後輩からいじられたり、慕ってもらったりしていましたので、後輩たちと過ごした時間というのが一番の思い出です。1軍でのプロ入り初登板は2球で2アウトを取りながらも3者連続四球を出してしまい、その後も思い描いた道を歩むことができませんでした。同期がどんどん先に行くのはうれしかったですが、悔しい気持ちもありました。ドラフト2位で入団しながらも期待に応えることができず、ファンの皆さまには「すみませんでした」と言いたいです。野球が好きなので、今後もやりたい気持ちはあります。