2軍調整中の日本ハム野村佑希内野手(23)が、2本塁打含む3安打5打点を挙げた。

イースタン・リーグDeNA戦(鎌ケ谷)に「3番三塁」で先発。まずは1点を追う3回1死二塁、DeNAのドラフト5位右腕・石田裕の変化球を捉え、逆転の1号左越え2ランとした。「いいとらえ方というか、いいスイングができたと思います」。さらに3点リードの6回2死二、三塁でも、京山の速球を左中間へ運ぶ2号3ランを放った。

高卒5年目だった昨季は自身初の2ケタとなる13本塁打をマーク。今季も5番打者として開幕スタメンに名を連ねたが、8試合で打率7分7厘と振るわず、12日に1軍登録を抹消されていた。「そんなに調子が悪くなったという感じではなくて。なかなかヒットが出なくて当てにいってしまったりとか、そういうところからずれていった。修正できてきたと思います」と分析する。

1回にも左前打を放ち、イースタンの打率は3割5分1厘まで上昇した。「長くこっちにいるつもりはない。(1軍に)呼んでいただけたらしっかり結果を残せる準備をしながら待ちたい」と話し、試合後も室内練習場でバットを振った。

【関連記事】日本ハムニュース一覧はこちら―>