<楽天5-4ソフトバンク>◇2日◇楽天モバイル最強パーク
ソフトバンクが楽天に競り負け開幕からの連勝は5でストップした。小久保裕紀監督(54)は「キャンプからずっと練習してきて、あそこでできないというのは痛いミスでしたね」と9回の代走庄子の判断ミスについて話した。
8回に楽天に2点を勝ち越されたが、9回に無死満塁の大チャンス。近藤の打球は右翼へ。右翼手小郷がキャッチ。三塁走者野村がタッチアップで生還し1点差に。だが、二塁走者の代走庄子はタッチアップで三塁へ進むことができなかった。
打球速度165キロ。抜けようかという強い打球で、庄子は二塁から離れた位置まで出ていた。慌てて二塁に戻ったが、スタートできなかった。村松野手チーフコーチは試合後「本人にもタッチアップの意識はあったが、一塁走者のイヒネにつられて出てしまった。自分の判断を信じて、タッチアップできる距離にいなければいけない」と説明した。
逆転の走者イヒネは抜けた場合一気に進もうと二塁の近くまでチャージしたが、二塁走者の庄子は同点の走者。打球が外野を抜けてから、二塁付近から三塁、本塁へと進めばいい。“たられば”にはなるが、続く柳町が右飛だったため、三塁に行っていれば同点犠飛になっていた。
庄子はまだ大卒2年目。ベテラン陣が多い中、終盤の代走は大事になってくる。一瞬の判断が勝敗を分ける。痛いミスが庄子を成長させるはずだ。【石橋隆雄】



