元スマックダウン・タッグ王者中邑真輔が、屈辱のタップ負けを喫した。セザーロと組み、ダニエル・ブライアン、オーティス組とのタッグ戦に臨み、ブライアンのイエスロックでギブアップした。

試合前、21年にロイヤルランブル戦(1月31日開催、30人形式の出場時間差バトルロイヤル)での優勝を狙うブライアンに対し、18年ロイヤルランブル戦覇者の中邑がばかにしながら挑発。試合に突入すると、セザーロのアッパーカットに続き、中邑が延髄切りでブライアンを痛めつけた。オーティスのクローズライン(ラリアット)からショルダータックル、スープレックス、得意のキャタピラーという連続攻撃でセザーロが圧倒された。

中邑はライダーキックから飛びつき式の腕ひしき逆十字固めでブライアンを苦しめた。中邑、セザーロはダブル・キックでオーティスを場外に蹴散らし、ブライアンを孤立させた。その好機に中邑がブライアンを丸め込んでフォールを狙ったものの、逆に体を反転させられ、相手の必殺技となるイエスロックで捕獲され、無念のタップを許した。新年最初の大会で黒星スタートとなってしまった。