全国のジム会長らで組織する日本プロボクシング協会は4日、都内で理事会を開き、今月中にも日本ボクシングコミッション(JBC)に健康管理委員会の合同開催を申し入れることを決めた。3月24日、辻昌建選手(享年30=帝拳)が急性硬膜下血腫で死亡した事故などを受け、これまで両団体が独自で行っていた委員会を一本化。この日の理事会でジム会長らから出た意見を、JBCと協力して吟味していきたい考えだ。北沢事務局長は「ボクシング業界も努力をしているが、少しでも安全面を管理していけないかと思う。今回の事故の検証を行い、対応策を話し合いたい」と話した。