日本相撲協会は27日、夏場所(5月10日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表し、史上初となる2度目の7連覇が懸かる横綱白鵬(30=宮城野)が8場所連続で東の正横綱についた。

 春場所で13勝を挙げた照ノ富士(23=伊勢ケ浜)は2場所連続で東の関脇。西の関脇には妙義龍(28=境川)が4場所ぶりに復帰した。

 逸ノ城(22=湊)は新小結として三役に復帰した。関脇を経験後、平幕に陥落した後の新小結は、01年夏場所の琴光喜以来。

 今場所も新入幕はおらず、3場所連続なしは09年秋場所から10年初場所以来、史上4度目の寂しさとなった。

 また、春場所で左膝をけがして途中休場した遠藤(24=追手風)は西前頭9枚目となった。

 再入幕は富士東(28=玉ノ井)、貴ノ岩(25=貴乃花)の2人。

 来月8日の取組編成会議で、幕内の初日、2日目の対戦相手が決定する。