日本相撲協会は24日、来年1月の初場所(12日初日、東京・両国国技館)の番付を発表した。

【初場所番付アラカルト】

▽大関降下 先々場所から貴景勝、栃ノ心、高安と3場所連続で大関降下力士が出るのは昭和以降初。

▽三役明暗 先場所、新三役の小結だった朝乃山が新関脇。高砂部屋からは07年秋場所の朝赤龍以来、富山県からは86年秋場所の琴ケ梅以来戦後3人目、近大出身では16年秋場所の宝富士以来3人目。三段目付け出しデビューでは初。新小結から8勝、9勝、9勝の阿炎は東小結に据え置き。

▽新三役 西小結大栄翔が新三役。追手風部屋からは18年夏場所の遠藤以来、埼玉県からは今年名古屋場所の阿炎以来、戦後5人目。

▽新入幕 霧馬山は、陸奥部屋からは08年夏場所の白馬以来、モンゴル出身では26人目、外国出身では49人目の幕内力士に。

▽V字回復 大関経験者の照ノ富士が10場所ぶり、小結経験者の千代鳳は13場所ぶりの十両復帰。三役経験者の三段目以下陥落後の十両復帰は18年秋場所の常幸龍以来。魁は史上4位のスロー記録となる30場所ぶりの十両復帰。