AKB48野沢玲奈(20)が13日、グループ卒業を発表した。この日アップしたユーチューブの公式動画で「私、野沢玲奈はAKB48を卒業します」と、日本語と英語で明らかにした。

野沢は家族の都合でインドネシア・ジャカルタに住んでおり、11年にJKT48に加入した。14年にAKB48へ完全移籍した、48グループ史上初の逆輸入メンバーとなった。英語、インドネシア語を話すトライリンガルで、海外にもファンが多い。ユーチューブで発表した理由を「私にはたくさんの外国からのファンの方がいます。そしてその方々にも、卒業を同じタイミングで知ってもらいたかったから、このような形で卒業を発表させていただくことになりました」と説明した。

野沢は現在、早大に在学中。「(AKBが)小学校、中学校、高校でもあり、実家でもあったので、そんな居心地が良くて幸せな場所を出て、自分の足で大人として社会に出て行きたいと思いました。AKB48のメンバーとして活動することではなく、違った形で社会に貢献することが、AKBに感謝の気持ちをお返しすることなんじゃないかなと思います」。具体的ではないが、大いなる目標を明かした。

卒業時期は発表されていないが、最後の握手会は21歳の誕生日を迎える来年5月6日という。「最後の1日までAKB人生をかみしめていきたい」と語った。