今週の「坂道の火曜日」は、先週に引き続き日向坂46丹生明里(18)河田陽菜(18)の登場です。発売中のセカンドシングル「ドレミソラシド」でシンメ(左右対称)ポジションに立つ2人に、お互いの印象をあらためて聞きました。共感、共鳴し合うコンビです。

日向坂46のポーズをする丹生明里(左)と河田陽菜(撮影・中島郁夫)
日向坂46のポーズをする丹生明里(左)と河田陽菜(撮影・中島郁夫)

グループきっての妹キャラでもある河田の印象について、丹生は「見るだけで癒やされるし、マイナスイオンが出ている、パワースポットのような感じ」と話す。「母性をくすぐられるというか、自分が母親になったような気になっちゃう」と笑う。一方の河田も「私に言ってくれた同じ言葉を、そのまま返したい」と話す。「丹生ちゃんもマイナスイオンめちゃめちゃ出ているし、いるだけで現場が明るくなる。このまま一生、心がすれないというか、調子に乗ったりしないと思う」と褒めちぎった。

人の良さは言葉にも表れる。丹生は「フロントになってうれしかったのは、ファンの方々が『丹生ちゃんをたくさん見つけられる』と喜んでくださったことです。『ここにいていいんだ』という気持ちになれます」とニッコリ。河田も「めちゃくちゃ共感します。自分のことのように『おめでとう』って喜んでもらえるのがすごくうれしくて。こんなことあるんだ、って思いました」と続けた。

日向坂46丹生明里(左)と河田陽菜はとても仲良し(撮影・中島郁夫)
日向坂46丹生明里(左)と河田陽菜はとても仲良し(撮影・中島郁夫)

フロントに選ばれたことで、取材やソロ仕事などの機会も増えたという。丹生は「1つ1つの経験で、たくさん吸収したい。このシングル期間を通じて、もっと自分に自信をつけたいです」と意気込む。河田は「私は苦手なことばかりで、トークとか苦手意識のあるものからずっと避けてきたんです。でも、これからは逃げずにやっていこう、と少しずつ思えるようになってきました」と話す。

河田は「丹生ちゃんは本当に心が真っ白。みんなも言っているから、これは絶対、本当なんですよ」と言う。丹生は「自分の全然ダメな一面も分かるので、そう言ってもらえるのは不思議です。褒められるのは苦手なので、逆に頑張ろうって思います」と照れ笑い。河田が「そういうところがまた本当にいいところ」とフォローすると、2人で声を合わせて笑った。【横山慧】(つづく)

◆丹生明里(にぶ・あかり)2001年(平13)2月15日、埼玉県生まれ。17年8月、日向坂46前身のけやき坂46(ひらがなけやき)に2期生として加入。愛称「丹生ちゃん」。156センチ。血液型AB。

◆河田陽菜(かわた・ひな)2001年(平13)7月23日、山口県生まれ。17年8月、日向坂46前身のけやき坂46(ひらがなけやき)に2期生として加入。愛称「ひな」「KAWADAさん」。153センチ。血液型B。

(7月23日付紙面に掲載したものです)