乃木坂46秋元真夏(26)欅坂46菅井友香(23)日向坂46佐々木久美(23)の、「坂道」3グループキャプテン鼎談(ていだん)、今週のテーマは「後輩とのコミュニケーション」です。グループごとに新メンバーが加入する中、1期生のキャプテンたちの気遣いや、距離の縮め方などを探っていきます。

菅井 真夏さんは、後輩メンバーとどうやって距離を縮めていったんですか?

秋元 特に3期生とか4期生は、もともとファンだった子が入って来てくれているパターンが多いから、向こうは緊張しちゃって、こっちもイメージを崩しちゃいけないと思って、最初は溝があるのね。でも、年下のメンバーとかが少しずつ後輩と話していったりして、そこから輪が広がっていく感じかな。

菅井 やっぱり、先輩のほうから話しかけていったほうがいいんですね。

秋元 そっちのほうが、後輩も安心すると思う。

佐々木 日向坂も、1期生と2期生との壁が本当になくなったのは、最近だと思います。

秋元 2期生は入って何年くらいだっけ?

佐々木 この夏で2年になりました。初めての後輩だったので、最初は距離があって。でも、やっぱり個人的に誰かが後輩と仲良くなって、そこから派生していく感じでしたね。菅井 欅坂は、1期生だけで3年間活動してからの2期生加入だったので、まだどうしても探り探りな部分があります。

秋元 それはめっちゃ分かるの。私たちも2期生が入った時、正直、ライバル心のほうが強かったと思う。自分たち自身が確立してないところに新しい子たちが入ってきて、焦りが出ちゃって。なので、2期生には当時、つらい思いをさせちゃったと思います。最近やっと、「あの時本当に大変だったよね、ゴメンね」って2期生と話して。時間はかかるかもしれないけど、一緒に活動していくにつれて「同志」みたいになっていくはず!

菅井 時間が解決する部分もあるんですね。

秋元 大変だけどね。欅坂の場合は、選抜制度ができたのもあって、難しいところもあると思う。

菅井 はい。ここは乗り越えなきゃいけないところだと思っています。

秋元 キャプテンがその問題を認識できている時点で、絶対大丈夫だよ!

菅井 ありがとうございます!【横山慧】(終わり)

◆秋元真夏(あきもと・まなつ)1993年(平5)8月20日生まれ、埼玉県出身。11年8月加入、乃木坂46の1期生。154センチ。血液型B。

◆菅井友香(すがい・ゆうか)1995年(平7)11月29日、東京都生まれ。15年8月加入、欅坂46の1期生。166センチ。血液型AB。

◆佐々木久美(ささき・くみ)1996年(平8)1月22日、千葉県生まれ。16年5月、改名前の「けやき坂46」(ひらがなけやき)に1期生として加入。167センチ。血液型O。

(11月5日付紙面に掲載したものです)