ももいろクローバーZが21日、東京・中野サンプラザでトークイベント「ももクロ試練の七番勝負・番外編」を開き、その中で行われた女子プロレスのリングに立ち“プロレスデビュー”した。

 宝城カイリ、コグマ組対紫雷イオ、はづき蓮王組の30分一本勝負の5分すぎ、両軍のセコンドについた5人はリングに上がると、コーナーポストにいたはづき蓮王に次々飛びかかった。百田夏菜子(20)がキック、有安杏果(20)がデコピン、佐々木彩夏(18)がジャンピングヒップアタック、高城れに(21)が逆水平チョップ5連発、玉井詩織(19)が側転エルボーと次々と技を繰り出した。

 さらに宝城カイリ、コグマ組のセコンドに着いた有安と百田は、宝城とコグマが紫雷とはづきにリング中央で技を仕掛けると、またもリングイン。有安がグーパンチ10連発を、百田はロープに自ら飛んでジャンピングレッグラリアートを、はづきに相次いでお見舞いと、女子プロレスラー顔負けの華麗な技を披露した。

 宝城カイリ、コグマ組が勝つと、有安は感極まって涙。「すごい、普通の女の子が…一言で言えない」と大粒の涙を流した。百田は「カイリちゃんに『助けて~ぇ』と言われ、本気で助けにいった。プロレスはガチなんで、こちらもガチで(技を)打っていかないと」とプロレスデビューを堂々と振り返った。

 試合前に、ももクロとトークショーを行ったブル中野と神取忍は試合の解説を行い、ももクロの戦いぶりに合格を出した。