名誉毀損でテレ朝に賠償命令 渡辺二郎氏訴え認める

 ニュース番組でプロ野球の清原和博元選手(49)に暴力団関係者を紹介したかのように報道されたのは名誉毀損(きそん)に当たるとして、元プロボクシング世界王者渡辺二郎氏(62)がテレビ朝日に1千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁(森田浩美裁判長)は29日、150万円の支払いを命じた。

 番組は2016年2月4日放送の「報道ステーション」。判決によると、清原元選手の覚醒剤事件を巡り、元刑事とされる男性が「(清原元選手は)世界チャンピオンを取った人から暴力団員の紹介を受けた」と証言する様子を匿名で報じたが、インターネットの掲示板では放送中から渡辺氏を挙げる書き込みが多数投稿された。

 テレビ朝日側は渡辺氏とは特定されないと主張したが、森田裁判長は過去の経歴などを基に「報じられたのが渡辺氏だと視聴者が連想するのは想像に難くない」と指摘。実際は渡辺氏と清原元選手に交友関係はないとして、報道内容が事実とは証明されていないと判断した。

 テレビ朝日は「主張が認められず残念だ」としている。(共同)

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