乃木坂46西野七瀬(23)が来年1月スタートのテレビ東京系連続ドラマ「電影少女~VIDEO GIRL AI 2018~」(土曜深夜0時20分)でヒロインを演じることが13日、分かった。野村周平(23)とのダブル主演となる。役作りで髪を20センチ切り「人生で初めて」というショートカット姿も披露する。

 ドラマの舞台は現代。漫画家桂正和氏の代表作で、89年から3年間「週刊少年ジャンプ」に連載された原作漫画「電影少女」の25年後を描く。野村演じる主人公の弄内翔(もてうち・しょう)が、おじの家にある壊れたビデオデッキを再生すると、画面から「ビデオガール・アイ」と名乗る少女が飛び出してきた。この2人の共同生活を追うSFラブストーリーだ。

 西野が演じるアイは一人称が「オレ」で、男言葉も使う快活な少女。人見知りで大人しい性格だけに「自分とまったく性格が違うので、想像つかないです」と不安をのぞかせるが、今日14日の収録スタートを前に「撮影期間中だけでも『イエ~イ』って感じで元気になってみます」と“変身”への意欲を示して笑った。

 同局の五箇公貴プロデューサーは西野の起用について、ある日テレビを見ていたら、画面の中の西野から原作の中にあるセリフ「おまえのいいとこ、1つめーっけ!」と言ってほほえみかけられたと直感して依頼したという。

 西野は幼少期からロングヘアだった。「いつか切りたいと思っていたけど、乃木坂46にいるうちはアレンジもできるし、卒業したら切ろうかなと思っていました」。母親に切った後の写真をメールで送ると「イメチェンやな~」と返されたという。「見た目はだいぶ変身しましたけど、ちゃんと中身も追いつけるようにしないと」と気を引き締めていた。【横山慧】