フリーアナウンサーの町亞聖(46)がラジオ文化放送で障害者スポーツ番組のキャスターを務めることが20日、同局から発表された。

 障害者アスリートや障害者スポーツに関わる人を招く新番組「みんなにエール!~障害者スポーツ応援番組~」(毎週土曜午前5時35分~5時50分)は4月7日からスタートする。

 

「障害者スポーツ」はオリンピックの同年に同じ都市で開催されるパラリンピックのテレビ中継などにより、年々認知度が高まっている。新番組では現場取材、ゲスト対談など、さまざまな角度から障害者スポーツの今を発信していく。

 キャスターの町は、日本テレビアナウンサー時代から障害者スポーツを積極的に取材し、理解を深めてきた。町は今回の番組スタートにあたって「パラリンピックの番組を作るのはアナウンサーになる時の私の夢でした。新入社員の時にも社報にそのことを書きました。それから23年の時を経て、こういう形で障害者スポーツを取り上げる番組が出来るのは感無量です。思い続けていればかなう、むしろ思い続けていないとかなわないのかなとも感じています。もともと母が障がい者になったことがきっかけですが、自分自身の夢がかなったので、この番組では夢をもって実現しようとしている選手と、その選手を支えるたくさんの人たちの夢に耳を傾けて、1つでも多くの声を届けたいと思っています」と意気込みを語った。