TOKIO山口達也(46)が今年2月、都内の自宅マンションで、女子高生に無理やりキスをするなどしたとして、警視庁が強制わいせつ容疑で書類送検をしていたことが25日、分かった。

 若狭勝弁護士によると、今回のようなケースでは、起訴されることはほぼないという。被害者側が被害届を取り下げているので、起訴猶予処分になる可能性が高い。昨年の刑法改正で起訴に告訴が必要な「親告罪」が廃止されたが、これが適用されるのは悪質な強姦(ごうかん)やレイプの被害を受け、被害者側が告訴したくてもできない場合。若狭弁護士は、今回の山口の事件は道義的な責任は問われるものの、刑事処罰を受けることはないという。