吉岡里帆(25)主演で、7月17日にスタートするフジ系ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(火曜午後9時)に、川栄李奈(23)と山田裕貴(27)の出演が決まり、制作のカンテレ(大阪市)が5日、発表した。

 2人は吉岡演じる主人公の新人ケースワーカー・義経えみるの同期で、川栄は頭脳めいせきで優等生タイプのケースワーカー・栗橋千奈、山田がマザコンで熱血漢なケースワーカー・七条竜一を演じる。

 川栄と山田は昨年7月の同枠ドラマ「僕たちがやりました」にも出演。1年ぶりに同枠に帰ってくる。

 川栄は、オファーを受けた当時を「最初、マネジャーさんから『面白いドラマなんだけど…川栄まじめな役なんだよ…』って、なんかバカにされた感じで言われたんで(笑い)。逆に、『よし、まじめな役やってやろう』って思いました」と振り返った。

 「悩んでいる方や、まだ仕事に就いていない方でも、すごく共感できると思うので、いろんな方に見ていただきたいです」とアピールした。

 一方の山田は「ドラマを見た方が、もっと人に踏み込んでみようと、そういうきっかけや原動力になればいいなと思います」と話している。

 原作は柏木ハルコ氏の同名マンガ。お金、健康、仕事、家族…誰の人生にとっても身近であるテーマを、生活保護の現場を舞台に描くヒューマンドラマ。