オフィス北野に所属していたマキタスポーツ(48)、お笑いコンビ米粒写経のサンキュータツオ(41)と居島一平(43)、プチ鹿島(48)が、大手芸能事務所ワタナベエンターテインメントに所属することを、18日深夜のレギュラーラジオ番組「東京ポッド許可局」(TBSラジオ)で発表した。

 番組の最後に、まずは「上半期は我々もいろいろなことに巻き込まれました。これまでオフィス北野でしたけど、この番組の4月23日放送で、そこからFA宣言させていただきました」と経緯を説明。

 「残留、移籍など全ての可能性を模索する中、残念ながら北野さんからは残留希望はなかった」と明かした。

 ただ、10社以上から声がかかり、争奪戦になったことも明かして、「我々3組が足並みそろえて(移籍する)」ことを大前提に、交渉をしたと話した。

 マキタスポーツは「私たち3組の移籍先は…日大アメフト部」とボケをかました後に「ワタナベエンターテインメントに身を預けることにしました」と発表。

 「クレイジーキャッツ以来伝統のあるところに、我々が」と自虐的に笑った。

 理由は「真っ先に手を挙げてくださった。しかも、社長と会長から、もしよろしければと平身低頭に我々のお話を聞いてくれたわけです」と説明した。

 「長嶋茂雄監督が花束を持ってきてくれた感じ」と、25年も前に巨人長嶋監督がFA宣言した槙原寛己投手を引き留めるために、槙原宅に花束を持参した、マニアックな一件を引き合いに出して、その喜びを表していた。