1986年の大ヒット作「トップガン:マーベリック(原題)」の続編に出演している米俳優ジョン・ハムが、同作品製作の舞台裏について初めて明かした。

ファン待望の同作品は、昨年5月より撮影がスタート。当初、今年7月に公開予定となっていたが、今週、2020年6月まで延期となったと発表された。

ハムは英デイリー・スター・サンデー紙に、「6Kで撮影してるんだ。信じられないほど超高画質だよ。空中の飛行シーンは驚きだ。ほとんど実際の飛行を撮影しており、CGIはあまり使用していない。だから、非常にエキサイティングだ」と明かした。

さらに、「15分ほど撮影したシーンを見せてもらったが、興奮して口が開いたままだった。もう本当にカッコよくて、この世のものとは思えないほど素晴らしかった」と語っている。

オリジナルから34年後が舞台となっている同作では、主人公マーベリック役のトム・クルーズとそのライバル的存在アイスマン役のヴァル・キルマーが復帰。ジェニファー・コネリー、エド・ハリスの他、マイルズ・テラー、カラ・ワン、ジャック・シュマッハーらが出演する。

クルーズが教官となったマーベリック役で復帰するとともに、ドローン・テクノロジーや第5世代戦闘機の世界が描かれる。ジョセフ・コジンスキー監督は、「現在の空軍は、1作目が撮影された頃とは大分違っているので、2作目にそれを反映させなければならない」と語っている。(ニューヨーク=鹿目直子)