木村拓哉(46)が16日、都内で、TBS系主演ドラマ「グランメゾン東京」(20日スタート、日曜午後9時)の第1話試写会に出席した。

シェフ姿で登場。既に第3話まで撮影を終えているという。「着々といろんなお皿に手を付けています」と明かした。劇中では天才シェフを演じるため、料理を披露するシーンも多い。「全部自分で作っています。パリの撮影では、エビの同じ料理を16人前作りました」と話し、観客を驚かせた。「後でスタッフでおいしくいただきました」と付け加えて、笑いを誘った。

シェフ役で共演する鈴木京香(51)は、「本当にすてきな方々と一緒に撮影ができて、今、日本で一番うらやましがられているのは私だな、って現場で実感しています」と笑った。

「木村さんは『チームワークではいつも三つ星』と言ってくださったので、最高のお料理と最高のお話をお届けします」と呼びかけた。木村も「パートナーの京香さんが、楽しいですし、頼もしいですし、美しいです。たくさんすてきなキャストさんがいて、ワンカットワンカットが充実しています」とほほえんだ。

Kis-My-Ft2の玉森裕太(29)は、現場で木村から「裕太」と呼ばれているという。及川光博(49)からは「現場でキュンキュンしているんだよね」とイジられると、玉森は「呼ばれるたびに心拍数が上がっています」と笑った。及川が「俺たちも『裕太』って呼ぼう」と提案し、木村、及川、沢村一樹(52)が3人で「裕太!」と言って玉森を見つめた。

シェフ役を演じる歌舞伎俳優の尾上菊之助(42)は「歌舞伎以外で、唯一憧れた職業が料理人でした。今回は夢がかなった感じです」と喜んだ。「(13年に)結婚してからほとんど料理は作っていなかったのですが、今は自分を三つ星料理人だと思いこませて、朝食作って振る舞ったりしています。家族は初め食べてくれなかったのですが、昨日はおかわりしてくれました」と明かした。