「京都国際映画祭2019」(20日まで)が18日、2日目を迎え、京都市内の各所でイベントが行われた。

市原隼人(32)は特別招待作品の主演映画「喝 風太郎!!」(柴田啓佑監督、11月1日公開)の舞台あいさつに出席し「歴史と文化の重みを感じながらごあいさつさせていただけるのを光栄に思っております」とあいさつした。

17日に行われたオープニングセレモニーで、国際的な活躍が期待される三船敏郎賞を中井貴一(58)が、日本映画の発展に貢献した人物に贈られる牧野省三賞を昨年78歳で亡くなった津川雅彦さんが、それぞれ受賞した。市原は「中井貴一さんがスピーチで『隼人の世代まで伝えていかなければならないことがある』と言っていました。自分が役者をやらせていただいているのは諸先輩方が道を作ってくれたから」と感謝した。津川からは「『遊びを教えるから祗園に行こう』と留守電を入れてくれました」と連絡があったことを明かした。

破天荒な僧侶を演じた市原は「脚本を読んで鳥肌が立ちました。生きるとは何なのか考えながら現場に立っていました。多くのことを考えさせてくれる作品です」と振り返った。

平安神宮に隣接する岡崎公園では、吉本の芸人によるステージイベントが行われ、EXIT、ゆりやんレトリィバァ(28)、笑い飯などが出演した。EXIT兼近大樹(28)が「人生初京都です。京都らしいところはまだ見ていません」と話すと、周囲から「(景色が)めっちゃ京都やん」とツッコまれていた。