俳優桐谷健太(40)と東出昌大(32)がダブル主演するテレビ朝日系連続ドラマ「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」(木曜午後9時)の27日放送の第7回の視聴率が9・7%だったことが28日、分かった。前回より0・2ポイント、ダウンした。

初回から12・0%、9・7%、10・3%、8・3%、9・3%、9・9%だった。

元教師の刑事と東大卒のエリート検事が、異色のタッグで事件解決に挑むバディドラマ。フジテレビ系「HERO」や「ガリレオ」シリーズ、NHK連続テレビ小説「まんぷく」を手掛けた脚本家、福田靖氏の完全オリジナル作品として放送されている。

第7話のゲストは今井悠貴、柾木玲弥、浜正悟、永田崇人。横浜桜木署の所轄内にある公園で、大学生の江島陸(永田)が集団暴行を受け全身を打撲した上、足を折られる事件が発生する。加害者は会社員の久保田明(浜)、フリーターの宮前幸介(柾木)、専門学校生の黛友之(今井)の3人で、江島と同じ高校の卒業生だった。

桜木署で3人の取り調べを行うと、仲井戸豪太(桐谷)が聴取した黛が真っ先に「久保田にやれと言われた」と打ち明け自白する。当初否認していた久保田と宮前も犯行を認め、3人は集団暴行の容疑で送検される。

求刑を決めるため、検察では主犯、また誰が骨を折ったのかを追求する取り調べを実施。3人とも主犯は自分ではなく、骨折もさせていないと主張する。刑事と検事の間でも、誰が主犯かを巡って意見が割れた。