テレビ朝日は28日、新型コロナウイルスに感染後、現在も自宅療養が続く報道番組「報道ステーション」(月~金曜午後9時54分)のメインキャスターを務める富川悠太アナウンサー(43)の復帰時期について「降板するということはありませんが、復帰時期は医師などとも相談し慎重に検討しております」と報告した。

5月の定例社長会見が中止となったことを受け、テレビ・ラジオ記者会が提出した質問に書面で回答したもの。

同番組では、富川アナをはじめとする5人が新型コロナに感染。富川アナをめぐっては一時発熱後、熱が下がったことを理由に番組出演を続けたことが問題視されたが、「感染が疑われる症状が出てからの富川アナの出演につきましては、重く受け止めています」とし「出演者の体調把握等につきまして、至らない点があったと考えています。視聴者・関係者の皆さまにおわび申し上げます」と謝罪した。