日本テレビ系ドラマ「ハケンの品格」(水曜午後10時)の5日放送の最終話平均世帯視聴率が12・6%(関東地区世帯)だったことが6日、ビデオリサーチの調べでわかった。

第1話は14・2%、第2話は11・9%、第3話は11・9%、第4話は12・7、第5話は13・1%、第6話は12・1%、第7話は13・1%だった。

07年に篠原涼子が主演した人気ドラマシリーズ。完璧に仕事をこなしつつ、人間関係ではひとくせある最強派遣社員・大前春子の人間模様が描かれる。13年ぶりに復活した本作でも、大泉洋演じる東海林武や小泉孝太郎演じる里中賢介、勝地涼演じる浅野務といったといった食品商社S&Fで働くおなじみの正社員メンバーは健在。新たに塚地武雅が営業事業部部長の宇野一平、吉谷彩子と山本舞香が派遣社員の福岡亜紀、千葉小夏をそれぞれ演じる。また新入社員の三田貴士と井手裕太郎をジャニーズJr.のTravis Japan中村海人と杉野遥亮がそれぞれ演じる。

最終話で、里中が人生を賭けたコンビニプロジェクトだったが、パイロット店舗での内覧会で、株主や投資家たちには評判が悪かった。彼らは、本来のターゲットである働く女性や、子育てを頑張るお母さんたちと客層が違ったためだ。

さらに宮部社長(伊東四朗)は、大前春子が提案した、レジ横で売るアジフライを止めるよう命令する。AIによるとアジフライで成功する確率は0・001%だったからだ。

それでも春子の思いつきの方を信じるという里中に、宮部社長はAIと春子との勝負を提案し、決着を囲碁対決でつけることに。東海林は汚い手を使っても勝てと春子に助言するが、春子の戦い方はみんなの想像をはるかに超えていた。

そんな中、ターゲット層の女性客をコンビニの内覧に集める。春子が夜中に海へと出て、とってきたアジを会社の調理室で揚げ始めるとトラブルが発生する。

春子は初めての派遣切りにあってしまう。