吉本新喜劇で活躍した元大阪市議の船場太郎(せんば・たろう)さんが27日、亡くなった。81歳だった。大阪市会事務局によると、この日午後、亡くなった連絡が入ったと明かした。

吉本新喜劇時代には、二枚目の風ぼうで「せん・ばたろうです」と自己紹介からギャグを飛ばし、人気を集めた。91年に新喜劇を退団。同年、都島区から市議選に出馬。6期24年市議会議員を務め、途中、市議会議長も担い、旭日小綬賞を受賞(19年)も受賞した。

昨年5月、新喜劇時代に「二枚目俳優」2大看板だった木村進さんが亡くなった際には、葬儀にかけつけ「ギャグの間、呼吸とどれをとっても、すばらしい芸人やったね。吉本新喜劇にはいないタイプでした」としのんでいた。