フリーアナウンサー古舘伊知郎(65)が4日、東京・恵比寿ザ・ガーデンホールに300人を集めて「古舘伊知郎トーキングブルース-やっかいな生き物-」を開催した。

今夏に6年ぶりに開催の予定だったが、新型コロナウイルス禍で8月14日に初の無観客ライブ配信の形式で開催された。この日は観客を50%に絞り、対策を万全にした上で開催した。

古舘は「夏にやった『無観客ライブ』なんて『静かな会食』と同じ。今日は皆さんマスクしてる。でも、最前列の人は飛沫(ひまつ)が飛ぶかもしれないから気を付けて」とスタート。

「まずは何から話そうか。渡部建の会見のことか(笑い)。女性リポーターがフェースガードしてズラリと並んで、後ろにはビニールの仕切り。オレには責め立てる女性リポーターが、奥さんに見えたね」と振り返った。

そして「政治の話をしましょうか。菅総理、どうしても悪人面だ。人が悪いとは言っていません。顔のことです」と笑わせた。「官房長官になったばかりの時は(ロボットの)ペッパー君がなったと思ったけど、今はブラックペッパー君になった」と話した。